メーテルリンク原作の物語(劇)「青い鳥」の世界から、主人公の兄妹の一人、兄の「チルチル」と、「青い鳥」の人形が登場です。
青い鳥の世界から。
「青い鳥」の物語は、きこりの子供であるチルチルとミチルの兄妹が、妖婆(魔法使いのおばあさん?)に頼まれて、クリスマスの前夜に「青い鳥」を探しにでかけるお話。時にはイヌ、ネコなどのお供を連れて、不思議な国ぐにをめぐって「青い鳥」を探し続けます。チルチルとミチルの家は貧しい木こりの家ですが、自分たちのすぐそばに十分な幸せが住んでいることが、物語が進んでいく間にわかります。
二人は、なんで「青い鳥」を探しにいったのでしょう?
それは病気の女の子を助けてあげる為。「青い鳥」は最後に見つかり、二人はそれをあっさりと手放します。我が家の青い鳥の絵本では、お隣の病気の女の子にあげてしまいます。その為に出かけて行ったのだから、当然ではあります。(我が家の本は、絵=岩崎ちひろ 文=高田敏子 の青い鳥の絵本です。)
チルチルとミチルの兄妹は、様々な世界を冒険して最後に家に帰ってきました。そして「今まで見えなかった」青い鳥を見つけることができました。
なんで「青い鳥」が見えるようになったのでしょう?
様々な幻想的な国ぐにをめぐるなかで、幸せのありかたを教えてもらったからかもしれません。最後に兄妹は、(あっさりと)青い鳥を手放しますが、それは幸せであることを手放したわけではないことが、物語を読んでいけばわかります。
野暮を承知で書けば、青い鳥を手元に囲い続けることよりも、「(幸せを)見つけることができるようになる」ことが大切だったからです。(何かを探しに行く。何かを経験する。何かができるようになる。)
青い鳥は象徴だったことがわかります。
下川原焼の、にしおゆき人形。
デザイン及び原型制作はおるがん社のにしおゆきさん。制作は、青森県で文化年間より続く下川原焼(したかわらやき)の工房で作られている土人形です。
おるがん社にしおゆきさんが作り出した「青い鳥のチルチル」と「青い鳥」の人形は、素敵な佇まいをしています。少し羽を広げた青い鳥は、小さいながらも存在感があって、前からも後ろからも、愛らしい姿を見ることができます。黄色いくちばしと可愛らしい足も、ぜひ眺めていただきたいです。(チルチルと青い鳥の並んだ姿も、また素敵なんです。)
そして素朴な質感と落ち着いた色合いは、下川原焼きの土人形であることからかもしれません。焼き物の人形としての魅力を、きっと感じていただけます。
ぜひ、お手元に。
おるがん社にしおゆきさんの陶人形作品集「道草なひと」もあわせてご覧ください。
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「にしおゆき 陶人形作品集/道草なひと」
※こちらの商品は「レターパックプラス」でのお届けが可能です。
全国一律510円。お客様へ直接手渡しにて配達となります。
目安:アクセサリー全般(複数同時可)、ステーショナリー全般(複数同時可)、Tシャツ2枚程度
詳しくはこちらへ→配送方法・送料について
素材:陶器
※ひとつひとつ、手作りの物ですので、大きさや色味などにばらつきがございます。また、通常使用には問題ない程度の、制作過程で生じた小傷やしみなどが表面にある場合がございます。ご了承の上ご購入ください。
※表面を強く摩擦したり、落下や薬品などに接触させると割れ・変形・変色・衣服などへの色移りのおそれがありますのでご注意ください。
※小さなお子様が誤飲しないよう、取り扱いにご注意ください。
おるがん社
代表の にしおゆき さんを中心に
「くだらなくも愛しいもの」をモットーにして
人形、オブジェ、雑貨を制作されています。
1997年より「月面オルガン社」として人形の製作を開始。
2002年から1年半愛知県常滑市に居を移して製作活動を行い、
2003年に京都に戻り、工房名を「おるがん社」と改める。
2010年6月から高知県で製作活動を行う。
→おるがん社
creater:にしおゆき