下川原焼のにしおゆき人形「青い鳥のチルチル」

販売価格 2,600円(税込2,860円)
在庫数 SOLD OUT
備考
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メーテルリンク原作の物語(劇)「青い鳥」の世界から、主人公の兄妹の一人、兄の「チルチル」と、「青い鳥」の人形が登場です。

青い鳥の世界から。


「青い鳥」の物語は、きこりの子供であるチルチルとミチルの兄妹が、妖婆(魔法使いのおばあさん?)に頼まれて、クリスマスの前夜に「青い鳥」を探しにでかけるお話。時にはイヌ、ネコなどのお供を連れて、不思議な国ぐにをめぐって「青い鳥」を探し続けます。チルチルとミチルの家は貧しい木こりの家ですが、自分たちのすぐそばに十分な幸せが住んでいることが、物語が進んでいく間にわかります。

二人は、なんで「青い鳥」を探しにいったのでしょう?
それは病気の女の子を助けてあげる為。「青い鳥」は最後に見つかり、二人はそれをあっさりと手放します。我が家の青い鳥の絵本では、お隣の病気の女の子にあげてしまいます。その為に出かけて行ったのだから、当然ではあります。(我が家の本は、絵=岩崎ちひろ 文=高田敏子 の青い鳥の絵本です。)

チルチルとミチルの兄妹は、様々な世界を冒険して最後に家に帰ってきました。そして「今まで見えなかった」青い鳥を見つけることができました。

なんで「青い鳥」が見えるようになったのでしょう?
様々な幻想的な国ぐにをめぐるなかで、幸せのありかたを教えてもらったからかもしれません。最後に兄妹は、(あっさりと)青い鳥を手放しますが、それは幸せであることを手放したわけではないことが、物語を読んでいけばわかります。

野暮を承知で書けば、青い鳥を手元に囲い続けることよりも、「(幸せを)見つけることができるようになる」ことが大切だったからです。(何かを探しに行く。何かを経験する。何かができるようになる。)

青い鳥は象徴だったことがわかります。



下川原焼の、にしおゆき人形。


デザイン及び原型制作はおるがん社のにしおゆきさん。制作は、青森県で文化年間より続く下川原焼(したかわらやき)の工房で作られている土人形です。

おるがん社にしおゆきさんが作り出した「青い鳥のチルチル」と「青い鳥」の人形は、素敵な佇まいをしています。帽子をかぶったチルチルの横顔と後ろ姿(特に肩のあたり)。さっぱりした服装にも、何処となく品の良さを感じます。(チルチルと青い鳥の並んだ姿も、また素敵なんです。)

そして素朴な質感と落ち着いた色合いは、下川原焼きの土人形であることからかもしれません。焼き物の人形としての魅力を、きっと感じていただけます。

ぜひ、お手元に。


おるがん社にしおゆきさんの陶人形作品集「道草なひと」もあわせてご覧ください。
>>「にしおゆき 陶人形作品集/道草なひと」


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 全国一律510円。お客様へ直接手渡しにて配達となります。
  目安:アクセサリー全般(複数同時可)、ステーショナリー全般(複数同時可)、Tシャツ2枚程度
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素材:陶器
サイズ
奥行高さ
約3.5cm3.2cm10.5cm

※ひとつひとつ、手作りの物ですので、大きさや色味などにばらつきがございます。また、通常使用には問題ない程度の、制作過程で生じた小傷やしみなどが表面にある場合がございます。ご了承の上ご購入ください。
※表面を強く摩擦したり、落下や薬品などに接触させると割れ・変形・変色・衣服などへの色移りのおそれがありますのでご注意ください。
※小さなお子様が誤飲しないよう、取り扱いにご注意ください。


おるがん社

代表の にしおゆき さんを中心に
「くだらなくも愛しいもの」をモットーにして
人形、オブジェ、雑貨を制作されています。

1997年より「月面オルガン社」として人形の製作を開始。
2002年から1年半愛知県常滑市に居を移して製作活動を行い、
2003年に京都に戻り、工房名を「おるがん社」と改める。
2010年6月から高知県で製作活動を行う。

おるがん社

creater:にしおゆき